想像力は、絶対、手放さない。

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こんにちは、riecoです。
 
 
今、私は、自室のPC前でちょっと仕事を抜け出して
ブログを読んだり書いたりしています。
傍にはミルクを少し入れたインスタントコーヒーと
昼間に買った美味しいパン屋さんの小さなパンがあります。
やや離れたリビングルームの方からは
科捜研の女」の古いエピソードの音声が聞こえてきていて
きっと、母はソファでうつらうつらしていて
白犬さんはそんな母の足元で眠っているのでしょう。
 
穏やかな夜です。
 
こうしている今、豪雨の被害を逃れるために
避難所で眠れない夜を過ごしている方々がいます。
 
 
 
 
 
 
戦争のこと、原爆のこと、歴史のこと
 
知らないとは言わないけれど
知っていると胸を張れないのは
アラフィフにもなれば自己責任でしょう。
 
もっと言えば、何を持ってすれば
世の中のアレコレを知っていると語れるのか。
深い深いところに繋がるほど難しいのだけれど
その鍵を握るのは"想像力"ではないか、と
近頃思うのです。
 
 
 
 
 
私が、あなたが、今いる場所の違いは
この時代にこの国に生まれた人間であるという
シンプルな事実の前ではとても小さなことなのに
 
自分が信じる優越感をスルーされたくないから
一所懸命アピールするのでしょうか
 
なにかを排除しようとする行為は
自分を排除することに繋がっているのだと
本当に気がついていないのでしょうか
気がつかないフリをしているのでしょうか
 
私にはわかりませんが
先の戦争で命を落とした多くの人々が願った平和は
富のあるなしとか家のあるなしとか障害のあるなしとか
そんな小さな差を論って
何よりも大切な人間の命と心と尊厳を
差別しあうことではなかっただろうと想像するのです。
 
 
 
 つくづく、無力を思い知ります。
 
捻れば水が出る蛇口がない
スイッチ一つで灯りがつかない
最低限の衣食住も整わず
寒も暖も過酷な自然に左右され
学ぶ機会に恵まれず
行動や発言の自由を許されず
生きることも
死ぬことも成り行きまかせ
 
日本の、世界の彼方此方の
紙一重先にある苦しみに対して
何ができるのだろう?
何もできることなんてないこと。
 
 
 
では何を想えるのだろう、同じ人間として。
 
私は、生きている限り、諦めないでいたいです。
 
 
 
それでは、また。
 
 
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