2021年12月後半の映画鑑賞記録

2021年12月後半に鑑賞した映画の記録。

 

 

オルコットの不朽の名作「若草物語」とその続編「第二若草物語」を基にした作品。原作両作品を愛読・熟読している私にとっては、子ども時代にタイムスリップする大人のジョーに会えた!夢のような映画でした。星2.5。

 

 

人気ドラマ(だったそうですが観たことはない)から派生した映画第一弾。主要登場人物だけ下調べしてからの鑑賞。冒頭で挫折しそうになった瞬間があったが、そこを超えるとスイスイと最後まで。真夏に炭酸を一気飲みした時のような爽快感溢れる内容に拍手。楽しかった。星みっつ。

 

 

湊かなえ「告白」原作。中学校女性教師が、教室で退職の挨拶を行う際に自分の娘を殺した犯人が生徒の中にいるという告白からはじまる、告白繋ぎの物語。定点にいつつも、様々な角度から物事を見せつけられる快感はちょっと例えようがない。(あくまでフィクションとしてだけれど)映画化としても成功と感じたが、原作もきっと素晴らしいに違いない。近く読んでみようと思う。星みっつ。

 

 

コンフィデンスマンJPの映画第二弾。勢いという点では前作に劣るものの、関水渚によるシンデレラガールの熱量がすごい、輝いていました。長澤まさみ演じる主人公ダー子がたまに見せたオカンっぽい演技もよき。とにかく東出君はしっかり頑張れ!と言いたくなりました(余計なお世話)、星2.5。

 

 

ジャンルは違えどクリエイティブの現場にいた経験がある身として、それぞれの想いをディスることは避けようと思う。しかし、1観客として言いたいことはある。選曲と編集の趣味が悪い無駄が多い。最後まで視聴したのは原作者と俳優陣へのリスペクトの気持ちだけ。自慰映画には懲り懲りだ。星はありません。

 

 

息子が無事に殺人者として帰宅するか、殺された被害者となって帰宅するか。恵まれた一家に降って沸いた究極のテーマが主題。2時間ドラマ的に思われるが、これはキッチリ映画。チーム一丸となって磨き創りあげられた世界の中で、父、母、娘(妹)、それぞれの心情がビシバシ響く、久しぶりに泣かされました。星みっつ。

 

 

ルーブル美術館で館長が殺されて...から始まる、キリスト教をベースとしたミステリー。視聴後に解説サイトを覗いたら、内容はほぼきちんと理解できていたことがわかったものの、読破した時のようなスッキリ感はなし。子どもの頃から教会に通っている文化背景が身近にないことも関係していそう。そのうち、原作も読んでみることにしようと思う。星ふたつ。

 

 

 

島本理生による恋愛小説「ナラタージュ」は、2006年版「この恋愛小説がすごい」第1位に輝いた作品だそうで、そんな事も知らずうっかり見てしまった私が馬鹿だった。年上の男性に恋した経験があると、ちょいちょい胸の辺りに熱を持つシーンがあるとだけ書いておこうと思う。悪い気はないけれど結果としてほんの少しの不倫的要素、恋未満レベルでのsexという、人間らしく曖昧な一面をエンタメとして楽しめるか否か。後者の方は回避が無難の作品。星ふたつ。

 

 

 

有名度は説明不要レベル。でも観たことがなかったので経験として鑑賞。流行した当時に観てなんぼ、時代を越えていく作品ではなかったことがわかりました。星1.5。

 

 

 

映画部とは

映画どころかドラマすらロクに鑑賞経験がないままアラフィフに突入した当ブログ管理人による、映画鑑賞を主とした活動の愛称です。誰かの役に立つレベルでないのをよいことに、映画初心者らしさ全開のとっても素直な感想を綴っています。尚、映画鑑賞は、月額500円のAmazon Prime(1ヶ月無料体験あり)を利用しています。

 

星の数の基準は以下としています。

星みっつ:出会えてよかった!
星ふたつ:観てよかった!
星ひとつ:率直に言って微妙でした。

 

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