100人いれば100通り

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こんにちは、riecoです。
 
 
2021年の不調ポイントとして
 
頸椎症(左腕が痺れる)→ 一応寛解
四十肩(右)→ 腕は上がるようになったが後ろは辛い
ばね指(左小指)の症状 → 起床時に固まる
 
に続き、新しく左親指の腱鞘炎が仲間入りしました。
勿論、ちっとも、めでたくない。
 
 
なんだか調子が悪かった左親指下に
嫌な痛みが走るようになって2週間後
秒で診断がついたぐらいの
よくあるパターンの腱鞘炎って感じで。
日中日常の痛みについては
回避できるようになってきたものの
就寝中の痛みで目が覚めてしまうので
夜間のみ、副木?みたいなのを使って固定
おかげさまで随分と楽になりました。
熟睡できるというだけで、回復が全然違いますね。
 
 
 
 
腱鞘炎は、既に右手で発症し20年近くの付き合いなので
すっかり慣れているつもりだったのに
右手は強烈な電流がズキーンと駆け抜けるもの
左手は筋が変に動き脂汗が出そうな鈍痛、と
症状が異なっていたために
安静にするのが遅くなってしまったのが
やや、悪化させてしまった原因になりました。
 
 
同一人物の右手と左手の同じ疾病でも
これだけ違うのだから
まして、他人の痛みや感じ方を
わかろうとするなんて土台無理な話。
 
似た様な経験をしていれば尚更
想像することでの共感の気持ちが
時に救いになったり
経験談が何かの参考になるかもしれませんが
別個であることを尊重するのが大前提だねぇと
少なくとも、これから私は
そういう振る舞いを選びたいなあと
これから健康問題にドップリ浸かっていくお年頃を前に
心の中で誓いました。
これっぽっちの気づきの勉強料としては
ちょっと高過ぎる気がしないでもないですが。
 
さ。そろそろ
お大事にして過ごすことにしましょう。
 
 
 
それでは、また。
 
 
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ちょっと逃げにきただけの、

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こんにちは、riecoです。
 
 
本当に突然なんの前触れもなく
霙のような雨みたいなのが降ってきたり
冷たい突風に見舞われたり
降ったり照ったりの言葉がぴったりの
不思議な昼下がりを過ごし
夜が深まると共に
ググッと冷え込んできました。
 
今。基本的には、オンもオフも
とても恵まれた環境にいられることに
十二分に感謝していればいい。
それだけでいいのに
色々ある、のもまた人間で。
これ以上を求めないのが
安定だとわかっているのに
仕事探しはIndeed♪の歌が
脳内でリフレインしているのを止められず
これは私の弱さ愚かさだと
分かっているので大丈夫なのですが
"明日" がとにかく待ち遠しい夜です。
 
 
先日、いつ以来か思い出せないくらい久しぶりに
コンサートに行く機会がありました。
自分の力だけでは決して創れない
壮大な空間での現実逃避体験が
ここにきてとても救いになっています。
 
本を読んだりゲームをしたり
TVやDVDやYou Tubeを観たり
エンタメにも色々あるけれど
独りぽっちの現実と地続きじゃ
今夜は、きっと足りなかった。
大きな事件や天災が起こると
エンタメの当事者ですら
存在意義をネガティブな言葉で語りがちですが
どうでしょう
困難な時だからこそ必要なものだ、と
思うことぐらいは私の自由でお願いしたいな、と。
まだかかっている魔法が
後どのくらい有効なのかはわからないけれど
完全に解ける前にまた何か
いい機会を設けられたらいいなあと願いつつ。
 
 
 
 
 
きっと、明日が来たら忘れてしまって
来週になったら忘れたことも忘れてしまう
些細な移ろいを言葉に起こして
ブログという場所に披露・記録することは
何の生産性もない行為なのでしょうが
別の意味で現実逃避できてたね
ということに、今更気がつきました。
 
ここから先はちょっとぐらい有意義に
入念にお肌の手入れでもして
ちょっぴり上から目線気味に
明日に備えてやることにしましょうか
 
 
それでは、また。
 
 
 
 
 
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滋賀県:多賀大社(たがたいしゃ)

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メモ

竹生島・宝厳寺の後は、予てより母が乗車したがっていた近江鉄道に乗って、多賀大社へ。駅前の大きな鳥居から徒歩10分ほど、かつては賑やかな門前町だったと思われるのだが、コロナの影響もあって少々寂しい雰囲気に。こじんまりとした神社は手入れがよくされており、心が伸び伸びと。太閤橋、私は無事にチャレンジ成功しました。(訪問日:2021年10月2日)

 

sora-umi-inu-watashi.hatenablog.com

 

 

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What A Wonderful World

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こんにちは、riecoです。
 
 
先日、日本人ジャズ・ピアニストの海野雅威さんが取り上げられているTV番組に触れる機会がありました。最初から最後まで腰を据えて観たわけではなく、あくまで "触れる"程度のごく短く軽い時間でしたが、大切なことがギュッと詰まった内容に心震えたことを、覚書しておくことにしました。
 
 
 
昨秋、海野さんが自宅近くの地下鉄構内において「中国人は出ていけ」という言葉とともに、黒人が入った10名弱の男女から暴行を受け重傷を負わされたというニュースを見聞きしたのはまだ記憶に新しい。
白人による黒人差別については「恥ずべき行為」と認知されているのに(あくまで表向き。カッコつける場所限定だけでしょうけれども)アジア人差別に対してはどうでもいいどころか、黒人のフラストレーションの捌け口として広く受け入れられているのだろうなあ...と非常に悲しく、また、ピアニストとしては痛手過ぎる怪我の内容も相まって、持って行き場がわからない憤りと諦めがじわーっと心を覆ったことを今でも思い出します。
 
 
 
それでも、海野さんファミリーはNYCに戻る決断をされたということを知りました。
また、同じ目にあったらどうしようという怖さや不安がある。海野さんはそこに「家族が」という主語をつけて語られました。幼な子を抱いた奥様は「NYCでじゃないと会えない人がいる、できないことがある」ということを話されました。日本にいた方が安心だという答えが明白であることを認めつつも、です。
 
あの日あの時暴行に関わった男女は、防犯カメラに記録されているのにも関わらず、未だ1人も捕まっておらず。今日もNYCのどこかで暮らしているのでしょう。彼らには、海野さん自身が選ばれた道をぜひ知ってほしいと切に願う。あなた達が住む街やあなた達の国で生まれたJAZZを心から愛しているアジア人の存在まで差別しなければならないほど、心はひもじいのでしょうか?もしそうならば彼のピアノを聴けばきっと満たされる。
 


 

 
番組の中で主題として取り上げられていたのは、偶然にも海野さんのソロアルバムにも収録されたことがある、かの名曲 "What A Wonderful World "でした。
 
個人個人では尊敬しあったり仲良くなることはできたとしても、白人による黒人差別が未だ無くならない今、白人黒人とアジア人がマスとして分かり合える日が来るのは、本当に随分と先のことかもしれないけれど
 
おなじ、Wonderful Worldへ。
 
越えていく力になるのは怒りではなく、いつかきっとの希望と信じること。海野さんの息子さんが大人になる頃には、その道のりに光が差していればいいなと思う。
 
 
 
それでは、また。
 
 
 
 
 
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音のない世界へ、ようこそ

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こんにちは、riecoです。
 
 
生後3ヶ月ちょうどの日に我が家にやってきた白犬さん。
以来、12年と数ヶ月の間のほとんど毎日
帰宅した際には大喜びで出迎えてくれたものでした。
そんな律儀な白犬さんでしたが
お迎えのために玄関に駆けつけなくなった連続記録が
遂に10日をこえました。
もう、お迎えに出てくるのは奇跡の確率でしかありません。
聞こえないのだから仕方ないとはいえ
玄関を開けた瞬間の寂しさがないと言えば、嘘です。

(そしてソファで爆睡しているのを見つける)
 
 
聞こえにくいのかな?
 
 
そう思う節は、これまでに何度も何度もありました。
けれども、本当にお利口さんな白犬さんは
教わったことを教わったタイミングで上手にこなすので
飼い主にストレスや驚きを感じさせることは
ほとんどなかったのです。
 
ほんのついこの間まで
玄関チャイムの音に反応していたはずなのに
テレビから聞こえる動物の鳴き声と戦っていたのに
今は、もう、聞こえていません。
大好きなオモチャの音も随分と聞こえなくなっている
そうとは知らずに、先日、買ったばかりの新しいオモチャ。
袋を破るのが好きだから袋入りを選んだのだけれど
いつ、あげたらいいのかな? 
ベストなタイミングを探すことにしましょう。
 
 
 
 
「聞こえにくい」から「ほとんど聞こえない」へ
 
大きなシフトチェンジをしたのはごく最近のようです。
家族の声が聞こえないことに気がつかせてしまって
白犬さん、大荒れをした夜がありました。
可哀想なことをしました。
 
 
 
音楽が大好きで、職業にもしていた私です。
音楽や音の存在が、この世界に与える様々な彩りについて
嫌というほどわかっているつもりですが
愛する白犬さん、ひとりぼっちで
音のない世界へ送り出すつもりはありません。
 
名前を呼ぶ声がホントは聞こえてなくても
今日も、まるで聞こえてるかの様に振る舞うのだから
気がつかないフリをしていつも通りの笑顔で
でも、先回りして守ってあげましょう、任せておいて。
 
それでは、また。
 
 
 
 
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滋賀県:竹生島宝厳寺(ちくぶしまほうごんじ)

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メモ
琵琶湖に浮かぶ竹生島にある、西国三十三所第30番札所の観音所があることでも有名なお寺、宝厳寺と都久夫須麻神社。有数のパワースポットとされており、あまりそちら方面に詳しくない私でも、白い鳥居を見下ろした時には感じるものがありました。琵琶湖も美しく、パワーストーンのブレスを持参しなかったことを後悔したのでした。(訪問日:2021年10月2日)

 

 

 

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綱渡り

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こんにちは、riecoです。
 
 
 
考えても、考えても、
答えが出ないのはわかっているのに
毎日、毎晩、
スキあらばやってきて
勝手に微睡を切り裂いてく
 
 
 
身体が朽ち果てるということ
心がなくなるということ
全てが無になるということ
種を残し死ぬことの繰り返し
それ以上でもそれ以下でもなく
私の命も
大切なあの人の命も
守れるはずだった、と思う命も
クソクラエの犯罪者の命も
 
真面目に向き合って
たまらなくなって、目を瞑る。
 
暗闇で目を瞑ったって
何も見えないのだけれど
たまらなく哀しいものから
逃げ出す方法が
他にあるのなら知りたいのだけれど
 
 
 
 
私は
 
 
あの日あの瞬間に死んでいてもおかしくなかった
生きているのが奇跡だとも思ってた
そして、あの日あの瞬間に命を落とした人がいた
なぜだ、と神や仏に物申したい人が大勢いるのだ
 
私にできることがあるとするならば
命尽きるその瞬間まで
心を込めて生を全うすることだけだろう。
 
そろそろなのか まだまだなのか
なるべく忘れてるフリをして
心の綻びを直すのは上手くなったけれど
いつか破裂しやしないかとずっと怯えてる
そんな日々が人生の半分を疾うに越えた。
 
 
 
いつか心の底から
天国の存在を信じられるのかな
 
まだ私には無理のようだから
今夜も、きっと、夢に逃避行だ。
 
 
 
 
 
あと数日で、また年を重ねます。
 
ごめんなさい、ありがとう。
 
 
それでは、また。
 
 
 
 
 
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