鮒寿司

 
こんにちは、riecoです。
 
現代のようにファーストフードとしての寿司が存在しない時代に
クラスでも指折りの貧乏な家庭に生まれ育った私にとって
「寿司」はちょっと特別な位置付けの食べ物でした。
 
節分には恵方巻き、ひな祭りにはちらし寿司
誕生日やお祝い時に主役からリクエストがあれば手巻き寿司
料理好きの母親がやり繰りして用意してくれました。
父親の出世により経済状況がよくなっていったことや
私を含む3人の子ども達の成長に合わせて
出前や回らない寿司屋での食事をするようになったり
社会人になってからは旅先でその土地ならではの寿司を頂いたり
差し入れされたり、差し入れたりで、名物の寿司を食したり
最近では、回転寿司も利用するようになりました。
思い起せば色々な寿司体験をしてきたものです。
 
 
後、足りないとすれば、例えばミシュランに掲載されるような
超高級寿司をカウンターで頂く経験でしょうか。
これからやりたいことリストにでも入れておこうかな?
はてなblog恒例の)
今週のお題「寿司」を見てそんなことを考えていたのですが
まだまだありました、冥土の土産になりそうな体験
 
 
鮒寿司
 
というわけで、本日、鮒寿司を食べました。
 
 
さほど空腹でもないのでランチはスルーする気だったのですが
某店の店頭メニューで出会ってしまったら
美味しんぼ愛読者としては、選ぶのは必然でしょう?
名物のしじみやうなぎではなく、鮒寿司をオーダーしたのです。
 
 
スマホに残した食レポメモには、Sが3つ並んでいました。
小さい・少ない・酸っぱいの略です。
発酵系の香りが強烈で食べられない
飲み込めない方が多くいらっしゃる(らしい)
と聞いておりましたが、そこの心配は全くなく
 
あー、珍味系なんだなぁ
日本酒の肴によさそうだなぁ(飲めないけど)
 
と、美味しく頂きました。
個人的にはスイーツよりも好ましく
こうゆうところも女子力が低いとされる所以なのですが
神様か仏様の采配なのですから仕方ありません。
 
 
そう言えば、なぜ、"冥土" の土産話なのでしょう
父親と再会する場所は極楽浄土を希望する娘は思うのでした。
 
 
 
それでは、また。
 
 
 
 
 
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