土砂降り
こんにちは、riecoです。
今年も、無事に、9/1が去ってゆきました。
9/1は誕生日と同じくらい嫌いな日だから
今日から1年の猶予があるのがとても嬉しいのです。
大人だって心身のバランスを崩すような荷物を
子ども1人に背負わせたまま
死ぬな、の言葉が飛び交いはじめる
近年、8月の終わりが来ると
死にたい、死にたい、と
日々唱えているわけではないのに
死との距離感がぐっと縮まる
不思議な感覚に襲われるのだ
9/1は、正にそのゴールに設定されているという感じ。
仕事にお金に人間関係。
色々なことが複雑に絡みあって
生きるのが大変だった頃
死んで終わらせる勇気どころか
死ぬという選択を思いつきすらしなかったのに
電車のホームだったか、歩道橋だったかで
グイッと引っ張られたことはあるのです。
とても滑らかで柔らかい手つきで
すーっと、ずーっと下の方向に。
すぐに我に返れたのも運命でしょう。
それ以来、高い所には気をつけているのです
特に、心の中の土砂降りが続いている時は
足を滑らせて踏み外しやすいものだ、と自覚して。
呼んでもいないのにどこからともなく現れて
問題を解決してくれるヒーローがいたらいいのに、と
時々、大人でも真剣に思うぐらいなのだから
子どもならなおさら
心の底から願ってもおかしくないでしょう。
ヒーローになんてなれるものではないけれど
土砂降りの中にいる人に
黙って傘を差しかけることなら
もしかしたら出来るかもしれないなあと
今日、新調した傘を見て思ったのでした。
それでは、また。