こんにちは、riecoです。
今日は、母のお供で京都へ。
バス移動中心ではありましたが、日中は結構な暑さとなりました。
おやつタイムは所望された虎屋さんにて。
甘いものは得意ではないので少々悩みましたが
母につられるように、かき氷をオーダーしました。
他のテーブルに運んでいく様子は見ていたので
小さいサイズを選んだのに大き過ぎないか?的な驚きは不要だったのですが
自分の元に、いざ、届いてみて、それはそれはビックリしたのです。
「虎屋のかき氷で夏の暑さが和らぎますように」
冷え冷えかき氷のお隣には
温かい手書きメッセージが添えられていました。
母の元には、別の言葉で。
細やかな仕事だけでも感動だったのですが
美しい日本語の書体が、嬉しさを何倍にも膨らませてくれました。
これは "おもてなし" だねぇ、と母娘で意見が一致したのでした。
お客様から求められる、目に見える・見えない要求について
会社の規定しているマニュアルを遵守し、最前線で実施する
所謂サービス業に就いて10年以上になります。
"おもてなし" とのかけ離れっぷりを感じさせられはしましたが
日々の自分の仕事、馴れきって緩んではいないかな?と
点検するきっかけになったと思えば
こんなに甘くて美味しすぎる授業料もありませんね。
サービス提供側としても、サービスを受け取る側としても
心のやり取りを大切にする気持ちは忘れないように
手書きメッセージは頂いてきました。
折々に取り出して、背筋を伸ばすことにしましょう。
それでは、また。